映画「降りてゆく生き方」

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私たち日本人は、第二次大戦後、物質的・経済的な豊かさこそが幸福への道と信じ、戦後の何も無い焼け野原から、国民一体となって必死に努力してきた。

そして日本は、世界でも有数の豊かで便利な国となった。

正に私たちは、かつての夢を実現したのである。

ところが、いま日本では、数々の問題が発生している。格差社会。勝ち組・負け組。少子高齢化。地域間格差。年金問題。多発する少年犯罪・凶悪犯罪。偽装問題。食品問題。年間3万人を超える自殺者。派遣切り・・・現代の日本を生きる私たちの不安は、もはや数限りない。

私たちは「豊かになる!」という夢を実現した。それは想像以上の形で実現したと言ってよい。しかし、現実には、幸福になるどころか、未来への夢と希望を喪失している日本人であふれかえっているのである

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高校生の時代に、受験ってよく分からない不思議なレールだったなぁと日々感じていた。勉強が出来ない言い訳だった気がしないでもないけど。結局、高校時代は好きな倫理だけを勉強して、そのままちょっと変化球な大学に入ってみた。お蔭様でmixi紹介文では所々に「倫理君」というあだ名がついてしまった。でも、間違いなく一番肌に合う大学だったし、学び足りないから大学院まで通ってみたし。高校三年生時の選択肢は英断だったなぁって今思い返しても満足している。就職活動もまともにしなかったし。結局、皆が無思想に足並みを揃えているのを見ると、白けてしまう天邪鬼ってことなのだけど。

「このまま、競争社会を上り続けて行ったらその先には何があるのだろう。お金を稼いだり貯めたりすることに何の意味があるのだろう。」そんな疑問を抱く人も少なくないはず。

上り続ける時は、景色が全く見えないし周囲に気を配る余裕もない。休憩して今の自分がいる風景を見下ろすことも必要だし、降りている最中は足元だけではなく綺麗な景色を見ることが出来る。上ることよりも下ることの方が楽しいのかもしれない。

最近、社会人になり、より多様性に富んだ人に出会う機会が増えてきた。出会うたびに、僕が魅力的に感じる人は、山の頂を必死に目指す無思想無愛想な登山家ではない。小さな小さな山だけど自分で必死に山を作っている人、平野でのんびり過ごしている人、そんな降りている人たち。

そんなことを、映画「降りてゆく生き方」を見て思い出していた。映画館では上映しない、DVDにもしない、広告もしない、上映したいという要望があれば出向いて放映します。限定20名のみ。そんな不思議な映画。終わった後に、有志参加者で映画について討議するという不思議な展開までついている。良い作品ならクチコミで広がる。というこの時代の背景ならではの施策なのかもしれない。映画後の、討議にも参加してみたところ、名古屋から車で映画のために東京まで来たという40-50代の夫婦もいらっしゃった。奥様は、半医半農をしていると何とも魅力的な方だった。

作品として完成度が高いわけではないですが、コンセプトやメッセージは分かりやすく強く共感できるものがありました。

映画「降りてゆく生き方」http://www.nippon-p.org/mov-joei.html

映画「クロッシング」

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crossing

上映中に見に行けて良かった。北朝鮮での生活が困難になり脱北せざるおえなくなった北朝鮮の離散家族を描いた作品です。「生きる」という意味が日本とはあまりにも違いすぎ、日本人として生まれ日本人として生きていることで本当に幸せな世界に住んでいるなと思ってしまいます。

100人以上の脱北者に話を聞き、スタッフに脱北者を入れております。そのため、北朝鮮での生活の様子や脱北者の脱北背景や心情、強制収容所内の様子、脱北者がどのようなルートを通って逃げているのかもノンフィクションのように正確に理解できます。皮肉なことに、脱北者を相手にした脱北を支援するサービスや、脱北者の労働力を利用する中国人など、そんな裏世界も生々しく描かれてるのです。

金日成が亡くなった後、北朝鮮では食糧危機により300万人以上の人々が餓死したとも言われている世界が少しですが垣間見ることはできます。理解することは出来ないかもしれないです。現実はこの数倍、残酷で厳しく、過酷な世界を現実に受け止めることは容易ではありません。

主人公が北朝鮮の元サッカー選手である点が、ワールドカップでのポルトガル戦での7-0という散々な結果に情景が重なり、北朝鮮選手たちの帰国後が非常に心配です。

・映画「クロッシング

KURITAKU(クリタク)

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去年、大学の同期が起業し開始した宅配クリーニングサービス「KURITAKU(クリタク):http://www.kuritaku.jp/」が読売新聞の朝刊に掲載されたようです。しかも、見てみると思っていた以上に記事が大きい。

・じめじめした梅雨時は、寝具やじゅうたんに、ダニやカビが繁殖しないか気になる。
・(記事にはないけど)雨の中、クリーニング屋に運ぶのは濡れるので嫌だ
というような、生活者のニーズがある時期に記事にしてもらうのは、PR戦略で重要な要素だと思います。

以前、読んだ書籍『ブランディング22の法則』にある法則の一つに「パブリシティの法則」というのがあるのを少し思い出しました。「パブリシティの法則」 とは、「ブランドが誕生するのは広告ではなく、パブリシティによってである」とあり、 「広告」の力は、「広報」によって高められたブランドにこそ有効で あって、ブランドのない企業が広告をおこなったとしても、その効果はそれほど大きいものにはならないということです。広告予算を持つことが出来ない小さい 企業にとって、メディアへの露出は認知や売上げを伸ばすための施策として必要不可欠だなと改めて感じました。(なので、その露出の連鎖をさせていくために ささやかだけど、このblogでも紹介してみました。)

僕は、広告代理店こそ「生活者にとって本当に価値あるべきモノやシーズが届いていない。それを届かせる活動を安価でやる分、売上げに応じてお金下 さいね。」という意味でのベンチャーキャピタルモデルを、どんどんやるべきだと思っているんですけどね。認知度や好感度が上がったとかふんわりとしたも のではなく、「広告の仕事=クライアントの利益を出す」というシンプルな式で成り立つものなんじゃないかというのが持論です(反発多いけど)。

クリタクは、値段もHPをご覧頂けたら分かりますが、白洋社などよりも安く利用できるみたいです。これは、実際の店舗を持たない分、安価で提供できる仕組みになっているんだと思います。

会社を立ち上げて8ヶ月。ようやく黒字化したようですし、個人的にも応援しているので、是非とも、皆さん一度使ってみてください。

リリースの時に使いそびれたのですが、僕も早速使おうと思います。

・掲載記事:読売新聞朝刊 2010年6月19日(土)
・YOMIURI ONLINE:http://bit.ly/bAtS3z:

・クリタク:http://www.kuritaku.jp/
・「KURITAKU(クリタク)」の記事が読売新聞に掲載:http://poran.vox.com/

あいよ農場

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先週の話。友人から、面白い農家の密着をするからみかん農家の息子も一緒においでと誘われ、海浜幕張での朝市を見学し(着いたときには売り切れてた)、東金市にある「あいよ農場」を訪問して田植え体験してきました。密着していたのは志野ちゃんという僕の1歳上の人で常に周囲を楽しませるようなエンターテイナーでした。「あいよ」は方言で「はい」という意味で、野菜を買ってくれた人や畑に興味ある人が「畑に行っていいですか?」と聞かれたら、「あいよ」と応えますという背景があるとか。

普段から自然と接する機会があるだけに気づかなかったのですが、都会で働いている人が休日のオアシスを求めて、休日に農業体験しているケースが増えているそうです。おいしい食材、おいしい空気を求めて日帰りで年間200名以上の人が駆けつけて来るそうです。

そんな中、夕方に野菜をもぎに行ってたら、通りすがりの小学生が声をかけてくれたり、近くに住んでいるおばあちゃんが外に出てきて話しかけてくれ たり、隣の畑のおじちゃんが野菜をくれたり、久しぶりに人工的ではないコミュニケーションを感じました。若い人が農業をすることは、地域の空気を若く、そ して活性化しているんだなぁということが少しですが垣間見れました。

夕飯も新鮮な野菜を使った料理を沢山頂いて。運動した後に食べるご飯はタダでさえ美味しいのに、とれたて有機無農薬ということで美味しさ倍増でした。

改めて思ったのが、自然と笑顔は、不思議と親和性が高いものなんですね。

志野ちゃん:http://touganehyakusyou.cocolog-nifty.com/

[travell]しばらく会社を休むことにしました。

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気づいたら社会旅行というか社会見学というか、そういうものの1年が過ぎてしまいました。
働いて1年感じることなどは、またどこかの機会で。

ちょうど、3月でやってきたことがひと段落したということもあり、
頑張って交渉して、しばらく休みをいただくことにしました。

1年目で余っている有休や福利厚生をフルに使い
かなり頑張り交渉して16連休とれたので、
しばらく、自分を見つめなおしに
ネパールとブータンにぷらっと一人で遊び行ってこようと思います。
#永久休職は、もう少し先の話になりそうです。

実はネパールまでしか手配できていないし、
ブータンのビザやフライトなど手配がまだ終わっていないのですが、

カトマンズまでになんとかしようと思います。
とりあえず、今夜からバンコクで2泊です。

帰国は17日になるので、それまで音信普通になります。
なんとか、幸せな国ブータンにたどり着けたらと思います。
ブータンやネパール(カトマンズやチトワン)の情報おまちしてます。

[KBC]心からの感謝

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The 4th KBC Business Contestでメンターを引き受けていた子と、もう一人メンターをしていたVCの子(年齢で言うと僕とほぼ同じ年)と3人で恵比寿の魚真で飲んでました。

御礼に万年筆と手紙をいただきました。万年筆の色は「ストイックに的確なアドバイスを泉のようにあふれ出させるイメージが強く、落ち着いたマルマグリーンを選びました」とのこと。本当にたいしたことはしていないけど、感謝してもらえたらよかった。やっぱり人に感謝されたり役に立つことっていうのは自分のモチベーションになるなと。

学生から社会人になったときのギャップってそこにあるのかなぁとふと思い返してみてました。学生の頃(特に大学院生)であると人に上に立つ機会が多いために、常に自分がマネージすることが多くどちらかというと人に教えたりする機会が多かったものの、社会人になるとそのような機会というのは滅多になく、上司から褒められることはあっても感謝されることというのは難しいし、仕事先から感謝を受けても壱番下っ端の自分に対してというのはまだまだ遠い先の話。職種としても20代半ばの自分が何か価値を残すのって本当に難しいしまだまだ先の話なのかなとつくづく感じてます。

同じ人間でも環境を置き換える(ポジショニング)だけで、見方や評価が変わることって当たり前だけどよく考えると不思議なことです。その人の能力や資源は変わらないことを考えると、どこに身をおくのかというのは常に考え続けなければならないです。

常に人の役にたつことを与え続ける人でありたいです。久々に”心からの感謝”を聴いた気がしました。

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[sports]宝台樹

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JON(日本アウトドアネットワーク)時代の友達と男4人でスキーに行ってきました。このメンツで会うのは2年前のスキー以来。19歳の頃に出会って25歳だから6年も経つのかぁと思うと考え深い。
金曜日の深夜に集合して、某アウトドアショップで働いている友達の車で水上インターまで行って、セブンイレブンの駐車場で仮眠。車に某アウトドアショップの装備(毛布やらシュラフやら)で充実していてかなり快適に仮眠が出来ました。
翌日にセブンイレブンから宝台樹スキー場というスキー場まで行き温泉に入って帰ってきました。
噂によるとスキー場の経営が苦しいというのを聞いていたのですが実態はまったくそんなことはなく、かなりにぎわっていました。
皆、アウトドア業界から離れて働き出したために会うことも少なくなったけど、こういう風に定期的に昔の友達と会える機会を大切にしたいですね。

宝台樹

宝台樹

宝台樹
ブランドを既存しているCoCo壱番屋

ちなみに6年前に行った自主企画合宿の様子はこんな感じでした↓(懐かしすぎる)

[book]アメリカ型成功者の物語

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アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー (新潮文庫)
野口 悠紀雄
新潮社
売り上げランキング: 166241
おすすめ度の平均: 4.0

4 成功者には共通点がある?!
5 大いに学び、考えさせられた
4 アメリカの日のあたる場所
4 興味深いが、少しくどい
4 ゴールドラッシュから学ぶIT産業の歩き方

最近、シリコンバレーについて色々と勉強をしているなかで、たどり着いた書籍です。どうやら、「ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル」を新書にしたというのをあとがきを読んで知ったのですが、明らかに前者のタイトルの方が適切です。 この書籍はゴールドラッシュ、シリコンバレー、そしてその歴史をつなぐスタンフォード大学のドットのように散らばっていた出来事が時系列に、そして因果関係にもとづいて分かりやすく整理されています。(さすが、整理学の野口さん)

ゴールドラッシュは、金が発掘されて大金持ちが生まれたという陳腐なイメージしか持っていないのでしたが、実際にはそんなことはありませんでした。

1949年のカリフォルニアのゴールドラッシュの成功者は金を掘ろうとした人ではなく、金を掘りにきあひとを相手に商売をした人である。Mining the gold miners(金採掘者を掘ること)こそが、ゴールドラッシュの成功の法則であった。

既にamazonのレビューなどでいたるところで書かれています。ゴールドラッシュでは「皆と同じようなことをするのではなく、皆が望んでいることに対応した」人々が、結果として巨額の富を得ていました。巨額な富を築いたのは、ツルハシやシャベル、丈夫なズボン(=現リーバイス社)、送金サービスや移動手段などを提供した人など金を採りに行った人のニーズに合わせてビジネスをした人たちです。一方で、金を一番最初に見つけたといわれている農場主ジョン・サッターは事業に失敗しています。その失敗要因として、

・過去のビジネス(農業)に縛られてしまって、新しい可能性に対して臨機応変に動けなかったこと
・情報をオープンにして設け方を考えるのではなく、金を見つからないように隠そうとした

の2点が指摘されています。情報を囲い込もうとした失敗談は、IT革命時に有料サイトを設けた情報商社型のビジネスが失敗し、情報をオープンにして検索型にし、情報ではなく広告費でビジネスをしようとした点と共通していると言及しています。

ゴールドラッシュから西海岸の歴史がはじまり→大陸横断鉄道(big fourたちの活躍)→スタンフォード大学設立→HPなどスタンフォード大学からITがはじまる(スタンフォードの教授がエンジェル投資家となる)→その他、IT企業が続々出現(一方、消滅)→IT革命、という西海岸で起こっていた150年という短い歴史、しかし濃密な歴史を理解することが出来ます。

・ゴールドラッシュとは何が起こり、誰が巨額の富を得ているのか
・スタンフォード大学を設立したリーランド・スタンフォード氏は何者なのか?設立経緯は?そして、その巨額の富をどのようにして得たのか(鉄道王としては 何となく知っていたのですが、実際に鉄道の運賃で成功したのではなく鉄道が敷かれた時点で既に巨額の利益を出していたという術が理解できます)
・スタンフォード大学周辺でなぜITが誕生したのか。また、その成功したベンチャー、失敗したベンチャーは何が違ったのか。(東海岸の大学と差別化を図るための大学の建物や学部のポジショニングをうまくしています)

このようなことに興味が持てる人は一読する価値がある書籍だと思います。

余談になりますが、この書籍にゴールドラッシュにたどり着いた日本人として「ジョン万次郎」が出てきます。ペリー来航の際の通訳となり坂本龍馬にも大きな影響を与えている彼の存在は、日本開国に大きく影響を与えています。ゴールドラッシュのタイミングが異なれば、日本の歴史は大きく変わっていたのかという気がします。

しかしながら、本書の中にapple社が一切どこにも出てこなかったのはなんでなのかなぁというのが個人的には疑問でした。

[travel]西海岸二人旅(SF&Silicon Valley)

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少し前の話になります。昨年11月に1週間お休みを頂きまして以前留学をしていたシリコンバレーに友達と遊びに行ってきました。09年4月に社会人になりなかなか時間がとれなかったのですがThanksgivingにあわせてお休みを頂きました。おかげさまで、かなり濃密な1週間をすごすことが出来ました。そのときに感じたことをまとめている最中なのですが、とりあえずスケジュールだけアップしておこうと思います。お仕事でお忙しいにもかかわらず、お時間を作っていただきました皆様に感謝したいと思います。

11月21日

午前 ・サンフランシスコ空港に到着
昼食 ・サンフランシスコの中華街にて昼食
(21日と22日は、アライアンスフォーラム財団企画『21世紀の国富論の旅』に参加)
午後 ・DEFTA PARTNERS で働かれている三谷君を同期に紹介してもらい合流
夕食 ・Japan Society Galaに参加


22日
午前 ・DEFTA PARTNERSの原丈人さんとDavid James runner氏との対談のために予習
午後 ・対談「イノベーションを促す会社の設計と『公益資本主義』」
夕食 ・原丈人さんを囲んで会食
宿泊 ・三谷君に色々とお世話になり宿泊までさせて頂く


23日
午前 ・From SF To Menlo Park
昼食 ・VISION BOOSTERの曽我弘さん、シークリフCEO 佐藤朋子さんと昼食
午後 ・留学時にお世話になっていた金島秀人さんのご自宅へ
午後 ・Tesla Motersの見学
夕食 ・Aeria Games & Entertainment岡田謙さんと奥様と夕食



24日
昼食 ・Global Catalyst Partners大澤弘治さんと昼食
午後 ・Sunbridge PARTNERSのAllen Miner氏&川鍋仁さんにPlug and Play Tech Centerを案内して頂く
午後 ・AppleとGoogleを見学
夕食 ・留学時にお世話になっていたホストであるDonと夕食


27日
昼食 ・Globespan Capital Partners栢森加里矢さんと前田浩伸さんと昼食
午後 ・IDEOBetter Place、Facebook訪問
午後 ・NetService Ventures Group校條浩さんを訪問
夕食 ・first compass group 外村仁氏さんのご自宅で夕食をご馳走になり語る



26日

昼食 ・GOOOD COMPANY のSuuny TsangさんとDeNA Globalの大石さんと昼食
午後 ・Sand Hill RoadのSequoia Capital Kleiner Perkins Caufield & Byersを見学
夕方 ・Thanksgiving Paty@金島さん家に参加
梅田望夫さん、校條浩さん、Stanford大学など多数参加


27日
午前 ・サンフランシスコ空港発(28日の夕方にNRT着)

[出会い方]

細かい詳細はまとめているのですが、1点だけ書くとすると、出会い方の重要性です。学生で出会っているのか、社会人として出会っているのかということで出会い方(その後の接し方)が全く異なるということ。学生で出会っている方々だと、最近の仕事の様子などざっくばらんに話すことが出来るのですが、社会人の名刺交換から出会ってしまうと会社の一人として接することになってしまい面白い付き合い方が出来ないなというのが印象です。やっぱり、学生のうちに色々な社会人に迷惑をかけ、お世話になっておくことの重要さを改めて認識しました。

最初に仕事で出会うのかプライベートで出会うのかによって接し方が変わることと同じことだと思うのですが、出会い方によって対人関係のあり方が変わるのって不思議ですね。見た目とか話し方とか言われているけど、対人関係は「出会い方」で決まるのではないでしょうか。

[08年度アントレプレナー概論Ⅰ]期末試験総評

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二次会で少し話題になっていた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス2008年春学期「アントレプレナー概論Ⅰ」の最終試験問題とその総評を探していたら見つけることができたのでここにリンクしておこうと思います。(担当教員の許可済)

アントレプレナーとは、“企業家精神・起業家精神“と訳されて使い分けられていますが、”新しい物事に対して創造意欲に燃え、リスクを引き受けても果敢に 挑む姿勢、不確実な未来を楽しむ精神“などが適切かなと思います。アントレプレナーの詳細を知りたい方は梅田望夫氏の『ウェブ時代5つの定理』の第一定理に書かれております。梅田氏は「進取の気性に富む」という言葉が一番ニュアンスが近いと本書の中で述べております。

ということで、期末試験の総評をTAとしてかなり頑張ってまとめ無事に履修者に流したので、ついでに下記に記しておこうと思います。問題文付きで履修していなくてもある程度、分かる様に少し問題文を変更してあります。

はじめに
今学期、学期末試験を作成するにあたって、「良い試験」とは何だろう、と考えてみました。その結果、「まじめに授業を受けていた人が良い点数を 獲得することができること」と、「試験問題を解くプロセス自体に学びや気づきがあること」という条件を満たすことが、良い試験の条件なのではないか、と考 えてみました。
また、せっかく「アントレプレナー概論」の試験なので、他の授業の試験では絶対出題されないだろう、と思われる様な奇抜な問題を多く用意してみました。今回の試験問題は、全部で10問です。その多くの問題は、深く考えないと解くことができません。設問ごとに、◎(2点)、○(1点)、 △(0.5点)、×(0点)の4段階にて採点します。従って、20点が満点となります。
ぜひ、がんばってください。

Max 14点/Ave 8.6点

【問1】この授業の担当者である熊坂賢次を、以下の写真の中から選んでください。
(実際に、本講義は、非常勤講師の牧さんが主導となり授業を行っていたので、熊坂先生は初回の挨拶でしか顔を出しておりません。従いまして、正答率は6割なのです。。)

<解答:C>
正答率 約60%(44/74)
<珍解答>
「消去法ではCになるのですが、中にはいません」
「(いないと思ったのか)熊坂先生の似顔絵を描く」
「解なし。Cとも思ったが印刷不明瞭で判断不能」
「(B)以外の誰か」
「担当なのにほとんど来なかったので自信がない」

【問2】映画”October Sky(遠い空の向こうに)”を授業で見ました。あなたが思いつく主人公Homerにとってのメンターをすべて挙げて、それぞれどんな役割を果たしていたのかをまとめなさい。
(ロケットボーイズ[http://www.amazon.co.jp/dp/4794209371 ]を参照して頂くとわかりやすいです。
あらすじ:「夜空を見上げ、その輝きに魅せられた落ちこぼれ高校生四人組は考えた―このままこの炭鉱町の平凡な高校生のままでいいのか?そうだ、ぼくらもロケットをつくってみよう!度重なる打ち上げ失敗にも、父の反対や町の人々からの嘲笑にもめげず、四人はロケットづくり に没頭する。そして奇人だが頭のいい同級生の協力も得て、いつしか彼らはロケットボーイズと呼ばれて町の人気者に。けれど、根っからの炭鉱の男である父だけは、認めてくれない…。のちにNASAのエンジニアになった著者が、ロケットづくりを通して成長を遂げていった青春時代をつづる、感動の自伝。」)

<解答例>
先生、町工場の溶接加工をしてくれたおじさん、父、友人...

【問3】ワークショップ「トランプタワー」にはルールの不備がありました。
来年このワークショップを授業にて行うことを仮定して、ルールを改訂し、
学生にアナウンスすべきルールの説明書をまとめてください。目的は学生に
アントレプレナーとイノベーションを体感してもらうことであり、「リスクをとること」と「fairな行動」の両方を学生に学んでほしいと考えています。その目的の範囲内において、今学期実際に行ったワークショップのルールは自由に変えてもらって構いません。

省略

【問4】SFCにおいて、社会を先導する多様なプロジェクトの創発を誘発するために、キャンパスとしてどんな仕掛けを用意すると良いでしょうか。 Google社におけるイノベーションを誘発するための仕組みを参考にしながら、研究環境、プロジェクト活動環境、カリキュラム新規授業など多様な視点で新しい提案をしてください。

<優秀解答>
「共同生活型授業:キャンパスをまちにして大人も子どもも老人もキャンパスを街とする」
「学生のみで春学期にカリキュラムを作り、秋学期に実行する」
「残留有効利用システム:キッチン、シャワー、寝袋、消灯時間を設けることで健康的に残留に集中できる」
「ランチを違う研究室の人と食べると20%割引になるシステム」
「SFC特別学則:第1条.3年までにクリエイティブなことをしなければ退学 第2条.第1条は時代を見て教員が判断する …」
「『SFCでの過ごし方』という授業開設:SFCのOB/OGを毎回オムニバスでよび、SFC生が迷子にならないようにする。」

【問5】“Innovation&Creativity Workshop”では、IDEOのラピットプロトタイプのショッピングカートのケースを踏まえた上で、皆さんに隣の席の履修者のニーズを汲み取った新し い財布のプロトタイプを作ってもらいました。このワークショップで作成するオブジェクトとして、財布以外のものを選択するとしたら何が適切でしょう。加えて、このワークショップの教育目的を考慮し、どのようなオブジェクトが適切かという条件を論じてください。

<優秀解答>
「鞄、靴、帽子、下着、筆箱、など身近なもの多数」
「キーホルダー:キーだけではなく、持ち物の一つとしてどこまで変えられるかを考えてもらう」
「1本のペン:『ペンは剣より強し』」
「SFC-SFS:不満が見つけやすくプロトタイプ作成が簡単でかつversion2.0にいかせる」
「傘:ずっと同じで進化していない」
「慶應クラッチ:身近な存在かつ普遍的なものである」
「地図:理想の地図は多種多様・実際に手を動かし作ることができる」
「椅子:毎日使う・定まった形がある・愛着がわく・選択肢が多い・小さいの条件より」
「部屋の間取り図:インタビューの技術力が必要、相手のニーズを的確につかむ」

【問6】この授業では4人の起業家をお呼びしました。この4人の中で、あなたは誰が一番アントレプレナーらしいと感じましたか。その理由を述べてください。

<解答人数>(4人の起業家とは下記の4名をよびました)
音力発電(http://www.soundpower.co.jp/):21名
my earth(http://myearth.ne.jp/):20名
M’s Communicate(http://www.emscom.co.jp/):1名
LoiLo(http://loilo.tv/):14名

その他、google村上社長3名、Homer1名

理由は省略

【問7】“Innovation Cahallenge”においては、オブジェクトとして”1000円札”を配り2週間でオブジェクトの価値を実際にあげた上でスライド3枚で提案せよ。と いう課題をおこないました。(その時の評価項目は、経済的価値・社会的価値・創造性・エンタテイメント性・どのくらいリスクをとったか、を5段階で評価しました)もし、”1000円札”以外のオブジェクトを配るとしたら何が適切でしょうか。この”Innovation Challenge”から学べることを交えて、論じてください。(ちなみにStanford大学では5ドル札で同様のケースが行われたが、その際に経済的価値は600ドルになりました。)

<優秀解答>
「SFCのただの教室、1時間分の1部屋の使用許可証」
「10分間教壇にたてる権利券」
「日本国憲法:理想の未来像を語り合い共有できれば意識の高い学生が生まれる」
「紙、白紙:それ自体の価値よりも利用することで価値が生まれるものなので面白い」
「昔のお札、ギフト券、金券」
「缶ジュース、ペットボトル:解釈が多様なもの、分割しても価値が生まれるものが条件」
「ビデオテープ:オブジェクト自体を変えることも、オブジェクトの中身を変えることも可能だから」
「SFC:大学の価値をあげる」

【問8】あなたがこの「アントレプレナー概論」の単位を取得できる理由は何ですか。証拠をふまえた上で、論理的に証明してください。

あまり良い解答がなかった気がするので省略。

【問9】あなたが考える「アントレプレナーシップ」の定義を示すキャッチコピーを提示してください。その上で、そのキャッチフレーズの解説をしてください。

<優秀解答>
「VS the world(世界との挑戦)」
「妄想から創造へ」
「プリンにしょうゆをかけるとウニ味になる」
「自分の将来について話をするときのキラキラ光る目」
「映画になろう」
「大航海への出発」

【問10】この試験は、アントレプレナー概論での学習の習熟度をはかるためのものです。この試験の最後の問題として、履修者が授業全体で学んだことを測るために適切な「問題」を考案してください。

<優秀解答>
「あなたがこの授業内で行ったすべての行動の中でアントレプレナーシップを発揮したと思うことは何ですか。」
「今回の授業で一番つまらない価値がないと思った点をあげて、その改善策を理由もつけて述べよ。」
「あなたが教員の立場になったとき、学生のみんなにアントレプレナーシップをまなんでもらうためにどのような課題を用意しますか。」
「あなたが履修者の中から最もアントレプレナーシップを感じる人は誰でしょうか。その理由も答えなさい。」
「あなたがこの授業で一番学んだことを述べ、次にあなたの隣の学生が学んだと考えていそうなことを述べなさい。」
「SFCの本当に喜ぶ学則とは何か?今の学則の問題は何か?に答え、その学則を変更するためにはどうしたらいいのかを考えよ」
「この問題です。」
「あなたは今から何を変えますか?」
「アントレプレナーは今後の社会に必要ですか?それは何故ですか?具体的に説明しなさい」

授業URL:アントレプレナー概論1
シラバスhttp://www.kanetaka-maki.org/entrepreneurship1:2008

採点はしていないのですが、全員の解答を見るとあまりにも問題とかけ離れている答えが多かった気がします。ぐだぐだと何が言いたいのか分からない 解答も多く、実際に自分もそういう解答を書いているかもしれないなと思いました。「面接に通りやすくなるためには面接官になる」というように、「試験でいい点をとりたい場合は(論述の場合は特に)、試験を採点する人の立場になり分かりやすい解答を心がける」ということが必要だと感じます。解答を見ていてよりいい答案にするには 下記の3点が出来るといいなと思いました。

1.問いに対する結論を最初に述べる。まずはQに対してAをする。
2.その理由を論理的に端的に述べる。A->B, B->C, よってA->Cみたく。
3.聴かれていること意外の余計なことは書かない。自慢など無駄なアピールいらない。これ、意外に多いで気をつけましょう

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