[travel]西海岸二人旅(SF&Silicon Valley)

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少し前の話になります。昨年11月に1週間お休みを頂きまして以前留学をしていたシリコンバレーに友達と遊びに行ってきました。09年4月に社会人になりなかなか時間がとれなかったのですがThanksgivingにあわせてお休みを頂きました。おかげさまで、かなり濃密な1週間をすごすことが出来ました。そのときに感じたことをまとめている最中なのですが、とりあえずスケジュールだけアップしておこうと思います。お仕事でお忙しいにもかかわらず、お時間を作っていただきました皆様に感謝したいと思います。

11月21日

午前 ・サンフランシスコ空港に到着
昼食 ・サンフランシスコの中華街にて昼食
(21日と22日は、アライアンスフォーラム財団企画『21世紀の国富論の旅』に参加)
午後 ・DEFTA PARTNERS で働かれている三谷君を同期に紹介してもらい合流
夕食 ・Japan Society Galaに参加


22日
午前 ・DEFTA PARTNERSの原丈人さんとDavid James runner氏との対談のために予習
午後 ・対談「イノベーションを促す会社の設計と『公益資本主義』」
夕食 ・原丈人さんを囲んで会食
宿泊 ・三谷君に色々とお世話になり宿泊までさせて頂く


23日
午前 ・From SF To Menlo Park
昼食 ・VISION BOOSTERの曽我弘さん、シークリフCEO 佐藤朋子さんと昼食
午後 ・留学時にお世話になっていた金島秀人さんのご自宅へ
午後 ・Tesla Motersの見学
夕食 ・Aeria Games & Entertainment岡田謙さんと奥様と夕食



24日
昼食 ・Global Catalyst Partners大澤弘治さんと昼食
午後 ・Sunbridge PARTNERSのAllen Miner氏&川鍋仁さんにPlug and Play Tech Centerを案内して頂く
午後 ・AppleとGoogleを見学
夕食 ・留学時にお世話になっていたホストであるDonと夕食


27日
昼食 ・Globespan Capital Partners栢森加里矢さんと前田浩伸さんと昼食
午後 ・IDEOBetter Place、Facebook訪問
午後 ・NetService Ventures Group校條浩さんを訪問
夕食 ・first compass group 外村仁氏さんのご自宅で夕食をご馳走になり語る



26日

昼食 ・GOOOD COMPANY のSuuny TsangさんとDeNA Globalの大石さんと昼食
午後 ・Sand Hill RoadのSequoia Capital Kleiner Perkins Caufield & Byersを見学
夕方 ・Thanksgiving Paty@金島さん家に参加
梅田望夫さん、校條浩さん、Stanford大学など多数参加


27日
午前 ・サンフランシスコ空港発(28日の夕方にNRT着)

[出会い方]

細かい詳細はまとめているのですが、1点だけ書くとすると、出会い方の重要性です。学生で出会っているのか、社会人として出会っているのかということで出会い方(その後の接し方)が全く異なるということ。学生で出会っている方々だと、最近の仕事の様子などざっくばらんに話すことが出来るのですが、社会人の名刺交換から出会ってしまうと会社の一人として接することになってしまい面白い付き合い方が出来ないなというのが印象です。やっぱり、学生のうちに色々な社会人に迷惑をかけ、お世話になっておくことの重要さを改めて認識しました。

最初に仕事で出会うのかプライベートで出会うのかによって接し方が変わることと同じことだと思うのですが、出会い方によって対人関係のあり方が変わるのって不思議ですね。見た目とか話し方とか言われているけど、対人関係は「出会い方」で決まるのではないでしょうか。

近況報告、半学半教

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最近は、語学学校に行くのを辞めてMenlo Schoolという日本で言う中高一貫校でほぼフルタイムでお手伝いをしています。語学学校に週2万円を払うよりかは自分にとって価値があるのではないかと思い決断してみました。教育は、自分にとって好きだし大切な学問の一つだと思っています。人に教えることで自分が学ぶことは多々あり半学半教とはまさにこのこと。同時にネイティブの子供たちの話す英語はやっぱり厳しいなぁとまだまだ英語力のなさを痛感する毎日です。具体的には映像をつくったり、英語で日本の文化(お正月、バレンタインデー&ホワイトデー、成人式など)をクラスのレベルにあわせて英語で文化を知らせるためだにプレゼンしたり、日本語のリスニングテストとしてゆっくり読んだりしています。ちなみに日本語の方が平易な日本語を使わないといけないので難しいです。他にも適当にお手伝いをしています。だんだんと定期的に通うことで、新鮮だったものが当たり前になり驚きもすくなくなってきてしまったので、こんなに違うのかということを思い返しまとめてみようと思います。

[最先端な授業]

土地柄ということもあるのかもしれないですが、最先端だなぁと思います。一番驚いたのは、smart boardが各教室に1つ設置されています。いわゆる、ホワイトボードにプロジェクションがしてあり、ホワイトボードを触わりながらPCが操作出来ます。スライドショーもホワイトボードを叩くとセンサが反応し、スライドがめくられていきます。何とも最先端だなぁと思います。また、基本的に無線LANがどこでも張り巡らされているので何か分からないことがあると先生がsmart boardとYoutubeをつかって見せることが出来ます。例えば、子供たちが茶碗蒸しって単語をしらなかったら調べれば作り方まで英語で載っています。そして、基本的に1人1アカウントが発行されていて、基本のやりとりはメールベース。宿題なども全てオンラインにあがっていて生徒はオンラインを見て宿題の確認を出来る。一方でこれはface to faceのコミュニケーションを不足させている(宿題の確認をしに教室に生徒が放課後に来なくなる)みたいな問題点も生んでいるようです。日本の学校もこういう風になっているのかな?

[外国人が一番覚えるのが難しい日本語]

外国人が一番覚えるのが難しい日本語ってかつては「高校」を「ここ」と書いたり、「私は」を「わたしは」と書いたり、いわゆる聞き言葉と書き言葉が違うケースがほとんどだったそうです。これは日本の小学低学年も一緒。ただ、現代において、一番苦労しているのが予想外なことにタカナだそうです。例えば、オレンジジュースを書くことが出来ません。日本人にとっては「orange juice」は「オレンジジュース」になりますが、外国人からしてみたら「orange juice」が「オレンジジュース」にはならないわけです。「milk」も「ミルク」にはなりません。お父さんやお母さんの名前も慣れるまでは書くのが非常に難しいらしいです。最近は、沢山のカタカナ用語が日本に入ってきているので苦労は耐えないのではないでしょうか。

[国際化により汚されていく言語]

この学校には第一外国語が5種類あり、どの先生も言うのが言語が短縮されて汚れていっているということです。これは世界中の言語が問題を抱えているそうです。日本語もだんだんと美しさが失われているのは薄々気づいていますが実際に危機感などを感じることはなかったですけど、言語を教える先生からしてみたら深刻な問題なんでしょう。興味深い話として、中国語ではグローバル化で色々な言語が入ってきているため中国語を当てはめるのが追いつかないということです。例えば、「インターネット」は中国語で「互联网」と書く様に何かしらの中国語が造語として当てはめられています。日本語の場合は、カタカナという外来語には最適の言語があるのでそういう心配はないのですが、どうやら中国語の造語が追いつかない状態らしいです。これは韓国とかもそうなのかな。

[子供たちの言語力]

定期的に日本の高校とビデオレターなどでやりとりをしているのですが、日本で教育する英語力って改めてスピーキング教育がないなぁと思ってしまいます。(あまり人のことを言えるレベルではないのですが。。。)最近、映像を作ってYoutubeにあげようという取り組みをはじめていて、それでたまたま映像がなんとなく作れる自分がお手伝いして作っています。英語を学んでいる日本の高校生に比べて明らかによくしゃべれているのが分かります。そもそも、日本の英語教育が大学受験などに特化した教育なため話す必要性はないと言えばないのですがやっぱりしゃべれるようになると言語が楽しく感じるんじゃないかと思います。ある友達は、文部科学省は、優秀な学生が海外に行かないようにするためにあえて英語で話せないように教育していると皮肉なことを言っています。英語を勉強している人たちにとって、中高で習った英語は一体なんだったんだろうという疑問に苛まれるようです。
 下記は2〜5年ぐらい日本語を勉強した子供たちが台本も見ないで喋っています。簡単にiMovieでつなげただけですが、よく喋れていると感じるのは私だけじゃないと思います。

[visit]d.school

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面白いことしたなら、ちゃんと紹介してね。と言われたのでblogを書きます。
先週はStanford Universityのd.schoolの見学に行ってきました。

知のコモディティ化において「知識経済(Knowledge Economy)」に代わり「クリエイティブ経済(Creativity Economy)」へのシフトを教育として体系化したのがd.schoolです。提唱者はデザイン・コンサルティング・ファームIDEO共同創設者のDavid Kelly氏であり、このd.school設立に寄付をしたのは、元SAP CEOのHasso Plattner氏です。その金額は35億円と言われています。よって、d.schoolの正式名称は、HPI Hasso Plattner Institute of Design at Stanfordみたいです。[参照]

勘違いしていたのですが、d.schoolというのは学部や大学院ではなく、あくまで横断したclass(授業)だそうです。だから、schoolという書き方は少し違和感を感じます。ただ、セクショナビリティがなく、MBA、education、engineerなど多様な人々が共同で履修をするところが売りだそうです。そして、企業やらVCやらがバックについていてそこからstartupに入るcaseもあるそうです。

d.schoolでは、IDEOと同じ、理解・観察・視覚化・評価と改良・実現の5つのステップからなる方法論が提唱されてます。デザインの目的語としては『経験』が最も適切であり、プロトタイプが宗教化しているくらい皆の根底に徹底させ、それに対する設備や道具箱が非常に整っていて、トランプ・ミニカー・玩具などこれ何に使うんだろう、という物まで用意されていました。

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近年の方向として、d.schoolが力を入れているのが、Affordable Designということで「手頃なデザイン」
を意味します。具体的に言うと、エマージング市場(新興市場)に向けたデザインがテーマになっているみたいです。d.schoolのグループは実際に、企業からの資金があるため、新興市場までフィールドワークに出かける事もあるそうです。

具体例として2つ印象的だったものをあげておきます。
Paul Polakが創設した「International Development Enterprises (IDE)」の取り組みの一つとして、Myanmarで行われた足で漕ぐことで井戸の水を吸い上げるポンプがあります。「手で井戸の水をくみ上げる大変さ」のPainを解決したものだそうです。Paul Polakは「世界の90%のデザイナー達は世界の10%を占める裕福なお客の為にだけのデザインをしていて、最もデザインを必要としている残り90%の人達へのデザインがなされていない。そういう現実を捉えて、今こそデザイン界にも変革が必要。」というVisionは、エマージングマーケットに実際に足を運びながら経験している人だからこそ分かることなんだと思います。Paul Polakの映像は”こちら“。

また、d.lightという企業はd.schoolのケースからうまれVCが投資をして生まれたベンチャー企業で、LEDとソーラーパネルを用いたsolar LED lampsを販売しているそうです。世界にはまだまだ電気が届いておらず、ロウソクやkerosene(灯油)を光として生活をする人たちが16億人いるなかで、ソーラー電池を用いて、ライトをつくることによって半永久的に明かりを確保できる他、火事を防ぐ事もできるそうです。[参照]

ノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュのグラミン銀行を筆頭に、ACUMEN Fundやオンライン完結のKIVAと言ったマイクロファイナンスが注目を浴びている中、デザインもエマージング市場を狙った方向に向かっているということなんだと思います。

ちなみに、d.schoolの御陰で、Apple・3M・IKEA・白い壁の会社(社名、不明。誰か教えて)が多額の利益を出しているそうです。また、d.schoolについては梅田さんの『Get Creative!』の記事が大衆向けで分かりやすいです。[参照]

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The Road Not Taken

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無事にシリコンバレー到着しました。思った以上に寒いです。今はまだ金島さんという第2ホストの家にいます。今日、来週の月曜日から入学予定の語学学校に挨拶をしたところ、全体(30-40人)の3割がアジア人で1割いないくらいが日本人ということで少なくてよかったです。どうやら年齢層はかなり若そうです。まだ、英語漬けな日々は送っていないのですが、1時間ぐらい英語でコミュニケーションをとったら、今まで脳を使った事がなかったかの様な脳の疲労感を感じ夕方に眠ってしまいます。たまたま、HPのおかしら日記を斜め読みしていたら、阿川学部長のスピーチの中の詩に励まされたので引用しておこうと思います。ノートに書き写していたら気づいたら意識が飛んでいました。明日はみんなでHalloweenをし、そこからホームステイがはじまります。

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『The Road Not Taken』 by Robert Frost
Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;

Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,

And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I doubted if I should ever come back.

ある秋の日、人気のない森のなか、小道を歩く旅人が、分かれ道にさしかかります。どちらの道を取ろうか。二つの道は両方とも落ち葉にすっかり覆われ、ほと んど変わりがなかったのですが、あえて人が通ったあとが若干少なく見えた方を選びます。選ばなかった道は、いつかまたここに来て歩くまで、取っておこう。 でも次から次へとものごとは起きるから、また帰ってくることはないかもしれない。

I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I―
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.

このことを、いま溜息をつきながら、話そう。
遠い、遠い昔、はるかなどこかで、
道が森のなかで二つに別れていた、
そして私、私は、
人が通ったあとの少ないほうを選んだのだよ、
それが、すべてのはじまりだったのさ。

引用:取らなかった道
http://www.sfc.keio.ac.jp/students_soukan/hqdiary/20081002.html

KidZania

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今日、カンブリア宮殿でKidZaniaをつくったキッズシティジャパンの住谷社長が出ていたので見てみたけど、面白い。KidZaniaは、子どもたちが職業・社会体験できるエデュテインメントタウンで、もともとはメキシコでやられていたビジネスの権利を勝ち取ったそうです。教育機関って国やNPOではなく、営利ビジネスとしてやった方がうまくいくんだなぁと感じた一つの例でした。国がやっても皆、危機感やリスクがないから絶対に良いものができないなと思うし。

3000円もするのに連日満員らしく、実は収益の4割は企業サイドからのテナント料だそうです。テナント出展しているある企業の方は「10年後にうちに就職してくれればいいな」だなんて発言していました。小さい頃に残すイメージがどこまで記憶に残るか怪しいですが、少子化時代の就職口獲得の手段なんですかね。

一つ印象的だったのが、この施設は大人が子どもと一緒に体験できないということ。親は遠くから子どもの行動をみるしかないのです。

子どもは親からはなれて初めて取り組むのが不安になり、親も子どもが出来るかどうか不安になる。しかし、実際にやってみると子どもは思った以上にうまくいき、そこに好奇心が生まれ、関心が生まれる。
今の親はこういう環境を提供してあげないと離れようとしないし、うちの子はまだまだだなんて思っているが実際はそんなことはない。

子どもと親がいつも一緒に生活をしている中で、あえて離してやらせることが子どもの成長を促す手法としては重要なんだと思います。子どもと親が離れたときに子どもの姿が見えてくるんだと思います。キャンプもそうですが、そういう環境をビジネスで提供して行く手段はもっと色々と考えられそうです。

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